夏本番といった感じですね。
まぁ来週は若干気温が下がる予想ですが、体調には気をつけましょう。

JAZZ・フュージョンは別分野として
夏の曲といえばTUBEに代表される激しくにぎやかな曲派か
例えば井上陽水の「少年時代」に代表されるしっとり夏の情緒を感じる曲派か
たぶん二極化するでしょう。
私はやっぱり後者かな~
完全な好みの問題ですけどねこれは……賑やかサマーソングは嫌いではない。
聴きたいと思う時もある。
しかし圧倒的な割合でしっとりサマーソングをチョイスする傾向ですね。
夏の情緒とか、ノスタルジーとかって……あーやっぱりノスタルジーなんかね
私の求めるモノってこりゃあもうしょうがない(笑)
だから私に夏と言えばコレという曲を問えばそれはもう、
山下達郎の「夏の陽」と答えるわけです。
山下達郎も夏歌をたくさん歌ってますね。「Loveland,Island」「高気圧ガール」なんていう賑やかサマーソングから「さよなら夏の日」などのしっとりサマーソングまで数多いヒットナンバーがあります。私がこの「夏の陽」を初めて聴いた時はもう2000年以降の事なのでリアルタイムの1976年に聴いたわけではないんですね。むしろ前述の曲の方が耳に親しんでおりましたから……
[14回]
もうね、この曲を聴いた時は感動の涙が知らずに出てきたもんです。(笑)当時30歳手前、華もない独身男の私の魂ががっちり掴まれて、小学生のころ、地元の公園で飽きもせず走り回って遊んでいたあの夏の空の下に連れてこられた瞬間ですね~
びっくりするほど青い空に妙な質感を持った入道雲。自分が思わず吸い込まれてしまいそうな圧倒的な空。公園の捲き上がる砂埃と構わず走り回る泥だらけの子どもたち。近くの駄菓子屋で飲む安物ジュース、チェリオの色の鮮やかさだったり、さらに30円位で買えるビニールジュースの形容しがたい味だったり(笑)永遠に続くかと思える夏の日が断片的にフラッシュバックして、これが自分の夏の原風景だ!!と確信しました。
歌詞は短く、散文的で意味はほとんどなさない。山下達郎本人の作詞なんですけど、それがまた良いんです。夏のなんだかわからないけどワクワクする感じ、どんな言葉も当てはまらないけど叫びたいような衝動。そんなイメージがぴったり当てはまる歌詞である様な気がします。
一体どれだけの人が共感できるだろうか……
それではお届けします。山下達郎で「夏の陽」
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