
数年前、嫁さんと新宿をぶらぶらしてたとき、
タワーレコードで嫁さんと“CDの衝動買いでどっちが良いCDを引き当てるか”
という勝負をしました。
いわゆるジャケ買いではなく、試聴も込みで勝負!!
ということでなかなか面白い余興となりました。
んで勝負はわたしが勝った(と思っている)んですが、(笑)
そのとき買ったCDというかミニアルバムが
Epic45 : In All The Empty Houses これです。お店で試聴してシビレましたぜ!!
ポストロックというジャンルらしいですが、これがイマイチはっきりしない。
ロックといえばまあロックなのだけど、いわゆる一般的なロックではなく、
かといってほかのどのジャンルにも当てはめきれない音楽全般、をまとめて
ポストロックとしてしまっているともとれる。
ネットで調べても識者の説明はこんな感じ、まぁいまさらジャンルとか言っても
要はその人の心に響くかどうかじゃないですか?(笑)
このEPIC45というグループというか英国出身の二人組、エレキギターや打ち込みの
デジタルサウンドを駆使しながら、ノスタルジックなメロディーを構築しています。
日本のAKB48とはえらい違いですね(笑)。
英国のノスタルジーと日本のノスタルジーにはかなり差があると思いますが、
このアルバム、日本のノスタルジックな原風景に触れてきます。
ただし、わたしの原風景だけなのかもしれません。
小学校の放課後の校舎で見た夕日だったり、夏休みの帰り道に見た夕焼けだったり全体的に“三丁目の夕日”的なノリに近いけどもっと淡~いオレンジな感じの想い出の琴線にビンビンヒットしてくる感じです。
ボーナストラックのラストナンバーhere lies summer なんて聴くとまるで
狙ったのか??と思えるほど学校のチャイムのような、下校放送(!!!)
のようなメロディが流れてアルバムが終了します。
ただしこのCD、ひとつ難癖というかイチャモンを言わせてもらうと
プロモーションMV付きなんですが、このイメージがなんかミステリアスで
ちょっと怖い感じが満載です。(笑)
EPIC45がこんなイメージで曲を作ったとしたら、自分の郷愁とは相いれない
壁を感じてしまうワケですが....
ともかくやたら子どもの頃が思い出されるアルバムでした。
そろそろお別れです。このアルバムの中からわたしが一番気に入っている曲
“their voices in the rafters ”をお届しましょう。
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